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伊藤鍛冶屋さんの・・・

 投稿者:けむぼー  投稿日:2014年 9月22日(月)03時28分28秒
  通報 返信・引用 編集済
  宮古では海の漁で使う鉤のようなものを扱う鍛冶屋も多かったが、
伊藤鍛冶屋さんは、海から少し離れていたことから、鋤とかクワ
とか馬の曳く農具とかの鍛治が主な仕事であったという。

奥さの父である先代が弘前の連隊で兵役を務めた際に、鍛冶屋の倅
ということもあって、鉄砲の修理をする鉄砲鍛冶のほうにまわされ
たとのこと。

兵役が明けて帰ってから、その鉄砲修理で覚えた技術と経験を活か
して、鉄砲鍛冶もするようになったという。

当時、沿岸部では鉄砲鍛冶がいなかったことから、農具に加えて鉄砲
鍛冶でご商売は繁盛し、遠くは釜石あたりからも鉄砲修理を頼まれ
ることもあったという。

奥さまの御主人は先代からこの鉄砲修理の技術を仕込まれたそうで、
作業場を保久田から長根に移された後も、修理を頼まれる鉄砲の取
り扱いのために必要な、銃砲の保管庫や関連用具などもそのまま移設
されたとか。

時代が変わり鍛冶仕事の注文がめっきりと減ったため、仕事の場を
建設現場に移して、溶接の仕事などをこなされていたという。

ざっと奥さまにお聞きしたことを記しましたが、
「お酒は好きだったが、温厚でおとなしくてほんとうにいい婿さんで
ございました。」と、頷きながら懐かしそうにおっしゃっておられました・・・
 
 
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