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『ゼニカ・ウォーズ』 エピソード1・2・3

 投稿者:海賊船長  投稿日:2010年 8月16日(月)01時09分31秒
返信・引用 編集済
  『ゼニカ・ウォーズ』

■騎士団の創設

 惑星ナパジ では、アシネーターが絶滅の危機に瀕していた。

 アシネーターとは、動く絵物語アシネを作り、夢を語る芸術騎士である。

 アシネーターの老師アシケノピは、若い騎士の未来のために、アシナジ騎士団を結成して失われつつあるフォース:理力の継承を図る。

 そんなアシナジ騎士団の努力を評価した銀河政府は彼等の修行支援を決定。
 政府は2億1千万ネイの支援金を用意し、公募事業の運営を委託した。

 騎士団は若い騎士の育成のため、訓練用アシネの制作プラン公募を惑星ナパジのすべての騎士に向けて呼び掛ける使命を政府から受諾する。

 アシネの企画は、それぞれの騎士からの企画により所属する村とのコンビで提案されることが条件だった。
 その応募はアシナジ騎士団に所属する騎士のみならず誰でもが参加できた。

 支援金はもともとが惑星ナパジの住民が税金として銀河政府に納めた公金。
 いくら騎士団に預けられたからといって好き勝手に私物化することはできない。

 だが、かつて理想に燃えて集まった騎士のなかにはフォースの暗黒面に取り込まれたものもいた。

 騎士団を率いる騎士のひとりアナカミは公金の管理役であり惑星ナパジから寄せられた応募プランから4作を選考する役目に就く。

 それはアナカミが騎士団長から銀河政府との折衝役を任されたことにより決められていた。

■暗黒面の侵略

 しかし騎士アナカミは暗黒面の誘惑に負けてしまう。

 本来ならば全ての惑星ナパジの騎士に対して公平に与えられるべき公募のための情報をアナカミは自らの関係者にだけ優先して早期かつ詳細に渡り漏洩する。

 他の騎士には公募条件を知ってから提出まで2週間(ナパジ惑星歴)しか与えられなかった提案の準備期間が、アナカミ達は3ヶ月も前から得ていたのである。 騎士アナカミは、この情報を騎士団理事にも伝えずに秘匿する。

 公募によって選ばれた作品にはそれぞれ3800万ネイが与えられる。
 そのプランを騎士と共に提出して選ばれた4つの村だけが得られる権利である。

 公募にはさまざまな騎士や村から18作品のアシネ制作プランが寄せられたが、実際のところ選択される4作品はアシナジ騎士団による公募の前からすでに決定していた。

 すべては暗黒の騎士により支配されていた。

 そのうち2作品は騎士団の理事が自分の村へと誘導した。
 ひとつの村は騎士団の理事が村役場の役員も務めていたし、その騎士はもうひとつの村の役員とは旧友であった。

 1作品は騎士アナカミがかつて暮らしていたニモニモ村の村長に渡された。
 その村長は銀河政府にも親しく公募の内容もいち早く知っており、制作プランの応募条件も他の騎士や村よりも2ヶ月早く得ていた。またこれを周囲に公言していた。

 もっとも応募の内容は決定されるまで非公開であり、また落選した企画もまた非公開、選定の経過や理由も非公開であったから、すべては騎士アナカミたちが自由にすることができた。

 最後の1作品は騎士アナカミが自分と生涯の相棒を誓い合ったダマスモールが監督する作品だった。アナカミはダマスモール監督にキャラクターを提供していた。

 選択の結果は初めから騎士アナカミによって決められており残りの14本は当初から採用するつもりはなかった。銀河政府から騎士団に委託された公募の運営や採用プランの決定が公平に行われたことのアリバイとして使われたのである。

 惑星ナパジの騎士や村長たちの幾人かは、暗黒の騎士アナカミの企みに気づいていた。

 だが彼らもまた騎士アナカミたちが宣言した銀河政府とのパイプ、いくつかの仕事の発注を仄めかされて沈黙していた。

 すでに暗黒面に堕ちた騎士アナカミは、アシネーター騎士すべてのためよりも、自分に親しい騎士団や出身の村にだけ公金を分配することを決めていたのだ。

■暗黒面に与するもの

 騎士アナカミにはふたりの共謀者がいた。

 ひとりは法律家ジャンゴダイ・フェット、アシネ騎士ではないが、法律の専門家という肩書きでアシナジ騎士団に迎え入れられていたが、その正体は賞金稼ぎであった。

 もうひとりは法律家ジャンゴダイの遺伝子から作られたツボバ・フェット。
 コンピュータの専門家でありアシナジ騎士団の事務長に就任していた。

 すでに理力の暗黒面はじわじわと騎士団を侵略していたのである。

 騎士団では何人かの理事騎士がこの不正に気づき異論を唱えた。

 すべての騎士や村に対して公平でなければいけない公募運営と選考がアシナジの理事騎士も知らないうちに騎士団から分離され秘匿された決定会議によって決められていたのだ。

 だが騎士アナカミ派は政府からの命令を口実に理事騎士への情報公開や討議を拒む。

 騎士団長アシケノビは、自らの騎士団に所属する騎士が暗黒面に取り憑かれたことに大いに落胆し、自らの指導方法に欠点があったことを反省する。

 騎士団が信用して銀河政府との交渉使節に送り込んだ騎士アナカミ、法律家(賞金稼ぎ)ジャンゴダイとツボバが実はすでに暗黒の騎士となっていたとは……。

 さらに他の騎士や村、惑星ナパジの住民への謝罪の気持ちを強く抱く。

■暗黒の騎士の誤算

 その気配に気づきアナカミとダマスモールの提案を預かって公募へ出そうとしていた「太陽村」の村長は彼らから預かった応募プラン「キャット・ポター」の提出を取り下げる。

 騎士ダマスモールは村長に抗議し、また騎士団に所属する法律顧問ジャンゴダイはわざわざ村長の村に赴き、再提出を説得する。

 まだ選考結果も出る前の応募時期であたかもその作品が選ばれるように説明する騎士ダマスモールとジャンゴダイの態度を見て、村長はますます騎士アナカミとの密約、公選の闇の支配の存在を確信する。

 その結果、アナカミとダマスモールによる企画プランは太陽村からは提出されなかった。
 聡明な村長はみずからの利益よりも公平性をとったのだ。

 暗黒の騎士が画策した4作のうち、首謀者である騎士アナカミの作品だけが選考されなかったのだ。

 いかにアナカミ達が騎士団で暗黒の勢力を得ようとも銀河政府に提出されなかった企画に対して3800万ネイもの予算をつけることはできなかった。

 アナカミ、ジャンゴダイとツボバのフェット達は、それぞれが1000万ネイもの報奨金を銀河政府の2億1000万ネイから受け取ることを決めていたが、さらに加えてみずからの企画プランにも3800万ネイの予算を配分しようとしていたのだ。

 騎士アナカミは邪悪な咆吼をあげる。

 自らが支配した公募公選に対して、相棒と自分が作った応募プランが提出されなかった事を怒った騎士アナカミは、その怒りを騎士団長アシケノビに向ける。

 だが騎士団長への報復そして理事騎士たちを排して支援プロジェクトを自分らの意のままに操るためにはアシナジ騎士団のさらなる掌握が必要だった。

■アシナジ騎士団総会での復讐

 騎士アナカミは密かに騎士団の総会に向けて騎士たちから白紙委任状を集める。

 それは騎士団長アシケノビを引退させ、騎士団の支配や公募企画を自由に操るための理事騎士の配置には重要なファクターだった。

 騎士アナカミは、まだ社会人としての経験も薄い学生騎士から正しい説明もなく白紙委任状を取り、また親しい騎士には虚偽の説明をして集めた。

 また賞金稼ぎダイフェットは不正に気づいた騎士団が騒ぐことを制止するために、ツボバ・フェットに命じてクローン・トルーパー軍団の配属を命じる。

 かつて一度も行われたことがないアシナジ騎士団総会の総会対策である。

 騎士団には700名からの騎士が所属するが皆、日々の修練に忙しい。

 騎士総会は指導者たちを信頼するがために出席率はとても低い。 すべての騎士たちの5%程度しか来ないことを騎士アナカミ派は知っていた。

 その総会に出席する騎士会員は、40名弱であることを騎士アナカミは知る。
 法律担当のジャンゴダイ、事務局のツボバのフェット族が騎士の出欠をまとめているから騎士団のすべての動向は事前に把握していたのである。

 騎士団総会に出席した騎士:30数名は息を呑んだ。

 総会では使わなかったはずのステージの幕が上がると、壇上には20名のクローン・トルーパーが完全武装で座っていたのである。恐怖を覚える騎士もいた。

 並んでいるのはジャンゴダイとツボバの遺伝子から作られた戦闘兵の集団である。
 だが他の理事騎士が異論を唱え、ジャンゴダイの指揮のもとに20名のクローン・トルーパーたちは議場の外へ警護に回る。それは議場の封鎖でもあった。

 このような異様な始まりからスタートしたアシナジ騎士団の総会は終始、暗黒面側の騎士と善意の法律家を装った賞金稼ぎによって取り仕切られ、遂に騎士団の統率権は創設者から奪われてしまう。

 すでに騎士団総会に先立つ理事騎士の円卓会議で140票もの白紙委任状を突きつけられた騎士団長アシケノビの心は折られていた。

 堕ちた騎士アナカミは白紙委任状を使うことなく騎士団長に退位を覚悟させ、自分の企画を応募しなかった事への復讐に成功したのだ。

 白紙委任状は騎士アナカミにより不正な方法で集められたもので実は無効であることを法律の専門家ジャンゴダイは熟知していた。そこでこれを騎士団総会で実際には騎士団長の解任には使うことなく、その存在による解任を仄めかす。

 誇り高き騎士団長は白紙委任状を出した騎士たちの存在に落胆し、騎士アナカミの勢力が騎士団を制圧したと感じる。実は総会当日では騎士アナカミの欺瞞による委任状集めが行われたことを知ることはできなかった。

 かくして彼らはまんまと団長のフォースを奪って、見事辞任に追い込んだのである。

 すでに団長アシケノビの盟友である理事クワイ・ダガワジンもまた辞任させられていた。もはや騎士団の円卓会議にはアナカミ派と穏健派しか残されていなかった。

■騎士団の支配、さらなる陰謀

 騎士アシケノビは辞任の条件として、アナカミにも理事騎士の辞任を要求する。

 だが代わりの理事騎士はアナカミが送り込んだ傀儡であり共に利益を共有するものだった。さらにアナカミは公金による支援プロジェクトのリーダーとしてジャンゴダイと共に2億1千万ネイの予算を自由に采配することは決定していた。

 騎士アナカミは理事から降りることで騎士団の運営責任から逃れ、その上で銀河政府からの公金2億1千万ネイを自由に配分する権力をとったのである。

 新しい騎士団長に選ばれたオサドゥーク伯爵は、フォースの暗黒面について研究するうちに自らも暗黒面に憑かれてしまう。

 かくしてアシネーターのための名誉と栄光の騎士団アシナジは暗黒面の力に乗っ取られてしまったのである。

 貧しくとも自らの技術と名誉のために修行を続けてきたアシネ騎士たちの中には、残念にも心まで貧しくしてしまったものがおり、挙げ句に暗黒面に身を委ねてしまった騎士が引き起こした悲劇。

 だが騎士団アシナジの指揮権奪取争乱の裏には銀河系をも巻き込む策謀があった。

 コンテンツによる銀河系支配を企む銀河政府議長○○○パティンは、騎士団アシナジのアシネのフォースを使って惑星議会を掌握しようとしていた。

 そのためには一度は惑星ナパジの議会で見直しとなった「要塞衛星アシネスター」の建造が急務だった。117億ネイもの巨費を投じる要塞が必要なのかどうかが、惑星ナパジでもおおいに議論された。

 その結果、惑星ナパジのオーダイバ地区に建造されようとしていたアシネスターは建造停止となる。

 だが建造の意志は消えてはいなかった。

 遂に議長○○○パティンはクーデターにより銀河連邦政府を奪取、それを銀河帝國とすることを宣言する。

 またアシナジ騎士団の二代目団長に就任したサキドゥーク伯爵も、かつての騎士団を解散させ、新しい騎士団として名前を「ゼニカ騎士団」と改めることを宣言。

 議長と騎士団長は共に手を組むことになる。

 これらの策謀を知り、多くの騎士が騎士団から離れた。

 それは解団とも言える脱退であった。

 果たしてアシネーターの未来は……。

 [以上:エピソード1~3あらすじ]


 [エピソード4 新たなる希望へ]  ここからが物語のほんとうの始まり。

  果たして正義は銀河系宇宙に存在するのか? 暗黒面の理力は…。

  一度は解団した騎士団アシナジの騎士たちの動向は……?
 

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